スケッチブック

〜endless world〜

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16歳〜仕事三昧〜

めまぐるしく時間だけは過ぎて行った。

そんな中で、患者と看護する側として、再会した『先輩』

武縄先輩「もうすぐ、大学受験なんだよ・・・・」

事務的に点滴を変えてる私に静かに語りかけてきた。

ゆみこ「先輩は、何処受けるのですか?」

武縄先輩「北大・・・獣医になりたくてね・・・」

ゆみこ「そかぁ〜。先輩なら大丈夫ですよ!きっと!」
慰めでも、ちょっと無理があった。
この入院で、武縄先輩の北大の受験日には間に合いそうになからだ。

武縄先輩「・・・・・絶対に獣医になりたいんだよね」

ゆみこ「ところで、荒木先輩や木下先輩とか、もう決まってるのですか?大学」

武縄先輩「あー。皆バラバラだけど、決めてるよ。荒木とかは、あの性格だからね、日本に居るかどうかもわからないけどね(苦笑)」

深夜3時がまわる頃。痛み止めが効いてきたのか・・・少しずつ、昔の武縄先輩に戻っていた。

ゆみこ「もう、本当に寝なくちゃ!事故したばかりだし。痛み止め効いてるうちに少しでも寝てくださいね」

武縄先輩「ああ〜。そうするよ。ゆみちゃん?明日も仕事?」

ゆみこ「はい。もちろんですよ!私、この3階に住み込みでいるんですよ〜笑。朝8時に検温に来ますね〜」



これから、寝ても、6時には起床。
患者さんの配膳をしたり、外来の注射のアンプルを出したりと『仕事』は限りなくあった。

ナースステーションにかえって、申し送りと戸締りを確認して、夜勤の看護師さんに『お疲れ様』の挨拶を経て。

3階の自分の部屋のベットに倒れこむ。
・・・すでに、5時だ。1時間は寝れる。。。。。。

こんな、日々は当たり前だった。




7時には、配膳配りの為病棟にあがる。
昨晩入院した、武縄先輩が少し気になったが、今までも、近所の人や同級生が事故や病気で運ばれていたので、いつもどおり、事務的に私は『仕事』することを優先した。

ナースステーションで、申し送りを済ませ。
病棟の患者の検温との指示。

朝なので、検温だけではない、点滴も続行中の患者さんが多いので点滴の準備もして。
片手に数本の点滴、片手に体温計の入れ物、首には聴診器、脇には血圧計と大荷物だ。

我ながら、病棟白衣の天使ではなく、白衣の悪魔だと思ったこともあった。

昼になったら、お昼ご飯も食べる時間もなく、仕事終えて着替えて
学校に向かう。
電車通学だったので、駅まで猛ダッシュだ。

電車に乗りさえすれば、勉強(宿題とか)なり、昼寝の時間に突入!

40分間の些細な幸せのひと時だったかもしれない。


to be continues

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